小3 息子の中学受験準備
我が家にとっての中学受験
うちには高校2年生の息子と小5の娘、小3の息子の3人の子供がいます。長男の時は中学受験をさせる気はあまりなかったのですがテレビCMで見かけた「全国統一小学生テスト」を小学校2年生で受験させてみたら、なんと偏差値70以上!!
この子は御三家を目指せる子なのか?と小学校2年生の2月(受験塾での新学年カリキュラムがスタートするタイミング)から中学受験塾の大手に入塾させました。
私も妻も中学受験経験がないので正直、甘く見ていました。塾に行かせてれば、どんどん成長すると思っていたのかもしれません。
うちは共働きなので手取り足取り子供の勉強をサポートするのは厳しい環境でした。しかし受験塾のカリキュラムは進度が早く全部の問題を塾でやってくれるわけではないので宿題をサポートしたり、毎月の月例テストなどで定着できていない単元を見つけて親がサポートしてあげられないと厳しいことなど知りませんでした。
長男を塾に丸投げしてしまった結果、1年も経過したころには塾の授業についていけなくなってしまいました。小学校低学年の子供に「自分だけ授業の内容を理解できていない」という気持ちを持たせてしまっていたかと思うと後悔の念しかありません。
塾の講師の方々とも相談して4年生の夏休みに転塾しました。
個別指導で基礎を身に着けさせようとか少人数の集団に行かせたりしました。入塾テストのタイミングでは「うちなら個別なので伸ばしてあげられます」とか「少人数なので1人1人サポートしながら集団のペースで伸ばしてあげられます」とか言われて入塾させましたが、どの塾も入塾から右肩下がりで成績は落ち続けました。
今にして思うと最初の塾の経験から勉強への苦手意識が高くなってしまい、とにかく勉強が嫌いになってしまっていたのだと思います。
はじめての経験だったので「頑張れ!頑張れ!」と中学受験を目指させましたが、本人はどんどん勉強を嫌いになっていったのだと思います。
6年生になったころには受験がない友達と遊んでいて塾に毎日遅刻するなど悲惨な状況でした。妻も毎日のように息子を怒っていましたし悪循環だったと思います。最終的に中学受験はさせましたが受けたのは2校だけ、そのどちらも不合格でした。

そんな経験があったので娘と次男は中学受験はさせなくても良いかなと思っていました。小学生のうちは、いろいろなことに興味関心を持ってもらいたかったので沢山の本を買い与えて読ませたり(しかも好きな本を選ばせて)家族でいろいろな所に旅行に出かけたり、家族で頭を使うボードゲームを楽しんだり、昆虫採集をしたり、トカゲを捕まえたり(次男はカブトムシ/クワガタとカナヘビ採集が大好きです)公文に通わせて基礎力をしっかり定着させられるようにしたりしました。
あとは体力ですね。長女と次男ともに水泳教室に通わせていました。
中学校に進学してからの中間テストや期末テストで、しっかり点数が取れて高校受験で行きたい学校に行ける力を身につける基礎と知的好奇心を失わない教育を心掛けました。
そんな中で娘が小学校5年生になったころに「中学受験に挑戦してみたい」と言い出しました。娘は動物が大好きで将来は獣医さんになりたいと考えていたようで、そのためには中学受験をして進路に適した学校に行きたいと思うようになったようです。
小学生だと女の子と男の子だと精神年齢的に女の子の方が大人だと聞いたことがありましたが、うちでも娘の考え方は男の子2人とは違うなと感じたものです。
そこで小学校5年生からでも、しっかり準備ができる学校であることと教育方針などに共感ができたこと、そして費用的にもリーズナブルな公立中高一貫校をめざさせることにしたわけです。
ただ長男のトラウマがあり詰込み式の中学受験はさせたくないとの思いがあり中学受験塾には預けずに基礎力を高めて6年生で公立中高一貫校受検の専門塾に通わせようと考えています。
小学校3年生の次男は中学受験するのか?
前置きが少し長くなりましたが、そんな感じではじまった2回目の中学受験。
次男も本人が中学受験をやりたいなら応援したいと思いますが、こちらから「中学受験をしなさい」とは言わないことにしていました。
お兄ちゃん、お姉ちゃんの様子を見ていた次男は小学校3年生の冬休みに「僕も中学受験を受けてみたい」と言い出しました。
お姉ちゃんの影響か「将来は車の開発者になりたいんだ」と夢を語ってくれています。
ちなみに全国統一小学生テストを長女と次男にも受けさせてみたんですが長女は国語が偏差値60くらいと高く(読書が大好きで本を読みまくっていたおかげかな)逆に算数は偏差値40台でした。次男は国語が偏差値40台で算数は50台でした。
次男は3年生なので難関私立や国立などを目指すことも可能な時期ですが長男のトラウマもあり中学受験塾に3年生から通わせたいとは1ミリも思いませんでした。偏差値は平均的だったこともあり、今は基礎力をつけさせようと考えていてお姉ちゃんと同じように公立中高一貫校の受検を考えています。
小学校3年生の息子にやらせていること
我が家の教育方針は「知らないことを知るって楽しい!」そんな人になって欲しいということです。なので勉強って苦しい、勉強ってつまらないみたいな感情を持たせたくないと思っています。
いつかは死ぬ気で勉強をしなければいけない時期が来るかもしれませんが今ではないと思っているので、その前提で教材を選んで勉強をさせています。
小学校3年生でやらせたのが、まずは「うんこドリル シリーズ」を購入しました。
内容的には普通に漢字ドリル/計算ドリルなんですが、やらせてみると爆笑しながらやっていました(作戦成功とこちらも笑ってしまいました)
ちなみに小学校5年生の娘にも購入したんですが、あまり好みではなかったようで途中でやめてしまっていました苦笑
小学校高学年の女子には刺さらないのかもしれませんが男の子には勉強のきっかけとしては良いかなと思っています。
「うんこドリル」で毎日、勉強する習慣が付けられたのも良かったよ思います。
うちで次に購入したのは「朝5分ドリル シリーズ」です。
毎日決まった各5分づつ、計20分だけやらせました。すぐに終わるので特に苦情もなく毎日やっていました。「うんこドリル」で毎日やる習慣があったのも良かったのかもしれません。
ちなみに「朝5分ドリル シリーズ」は小学校5年生のお姉ちゃんにもやらせました。
次にやらせたのが「はじめての論理国語」です。お姉ちゃんにもやらせて、とても良い教材だと思ったので弟用の小3レベルも購入しました。
この「はじめての論理国語」は予備校のカリスマ講師だった出口汪(でぐちひろし)さんが出版している教材です。もともと東進のカリスマ現代国語講師(林先生の前世代のカリスマ)なので高校生とか向けの方が有名だと思いますが小学生向けの教材も、わかりやすくて良い教材だと思います。
「はじめての論理国語 小3レベル」は終わってしまって「はじめての論理国語 小4レベル」をはじめたところです。
ご紹介したドリルとZ会オンラインをやっていましたがZ会は「面白くない」とのことで退会しました。
Z会を退会してからは「四谷大塚オンライン小学校」をやっています。算数だけですが3年生の分は今アップされている分は終わらせていて「飛び級試験」を受けて合格したので4年生の授業を受けています。
「飛び級試験」は1回しか受けられないとかで受けるか受けないか悩んでいましたが見事に合格して喜んで4年生の授業を受けています。

※2021年1月時点では新規申し込みを停止しているようですが。。。
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